建築士事務所が行う設計・監理等の業務には様々なリスクが潜んでいます。建築主からの指摘によりトラブルが発生し、それが訴訟に発展した場合には、処理期間が長期に渡り、消費者にも建築士事務所にも大きな負担となります。このため、トラブルを回避することが非常に重要となってきます。
これに対応するため、令和5年度まで使用していた「実例に学ぶ 建築士事務所のトラブル予防」テキストが刷新され、「建築士事務所のトラブル回避のポイント」として刊行されています。
このテキストでは、建築士事務所協会が行う建築士法第27条の5に基づく苦情の解決業務で、相談者から寄せられた建築士事務所に対する苦情の事例の中で、トラブルを回避するいう観点から特に参考となりそうな事例を抽出し、トラブル対応及び回避のポイントについて解説しています。
併せて建賠保険の事故事例を掲載し、実際に起きたトラブルに特化した内容としてまとめられています。
また、昨年度に引き続き(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターの講師にWEBで参加いただき、住宅紛争処理の流れや、同センターが実施する紛争処理委員への支援等について解説してもらうことで、建築士としての役割や活動についても理解を深めていただける内容としています。
建築士事務所の皆様におかれましては、建築トラブルを回避することで、建築主からより一層信頼される建築士事務所となるために、本研修会を受講していただきますようご案内いたします。
日 時 : 令和7年12月12日(金)9:00-12:00
受付は8:45から行います
会 場 : 伯耆しあわせの郷 小研修室
(倉吉市小田458 / 0858-26-5581)
定 員 : 先着20名(建築士事務所協会 正会員限定)
受講料 : 無料(テキスト・資料共)
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